東洋医学と西洋医学の共通点

東洋医学と西洋医学に共通するものはたくさんありますが、一つだけご説明します。

それは、どちらの医学も自己治癒力という見えない力を前提にしていることです。

 

ご存知の通り、東洋医学は「自己治癒力」を高めることをとても重要視しています。それにより、治るスピードを上げ、健康な体をつくり、病気にならないよう強めるのです。

 

では、西洋医学は「自己治癒力」を否定していると思いますか?

いいえ。真逆です。自己治癒力を前提に治療しているのです。

 

たとえば、手術で人体にメスを入れることができるのは、一時的に切っても後から「自然に」くっつくことを活用しているのです。また、ばい菌を予防接種するのは、体内に抗体が「自然に」できることを活用しているのです。この「自然に」というのが、「自己治癒力」の働きを指しているのです。

アポロ計画が宇宙の法則を活かして成功したように、西洋医学も「自己治癒力」を活かして治療・予防するのです。

 

東洋医学と西洋医学の違いはありながら、どちらも「自己治癒力」が共通しているのです。