Aさん初めて来院は2016年12月でした。
腰が痛くて、足を引きずりながら働いているとのこと。
Aさんが他の方々と違うのは、その経緯と努力でした。
以下Aさんの説明。
「6年ほど前、「ひどい椎間板ヘルニア」と診断され、手術を受けた。
その手術で「骨を<8割>削った」と医師から聞かされた。
術後、激痛は無くなったものの、火傷したような痛みが始まった。
でも、医師は回診のたび「早く退院するよう」求めてきた。
「手術がうまくいかなかったから早く追い出したいんだ・・・」そう感じた。
焦らされた…「ここにいてもみてもらえないし、もういいか」と思い帰宅。
火傷みたいな痛みは1年続き、足先まで痺れるようになって来た。
座ると足がだるく、寝てても足に違和感があった。
たまらず、あちこちの整体院巡りを始めた。
鳥取県の有名な先生のところまで、2回通ったという。
確かにその場で痛みは取れたもの、和歌山まで帰宅した時には症状は再発しかけていた。
次の予約が取れるのも2ヶ月後だし…そこもやめた。
「腰痛専門」とうたう大阪の整体院もたくさん行った。
でも、どこも同じ、リハビリみたいな体操を適当にするだけで、真剣に取り組んでくれなかった。
たいてい、問診で経歴(腰椎ヘルニア→骨を削った→火傷のような痛みが1年続いた)と聞いただけで怖じけづいたようで、その後の施術は当たり障りなく足を動かしたりするだけ。中には施術を拒否する先生もいた。
だから、当院で初回、足を抱えて付け根から回した時には<おー!>と感嘆の声を上げていた。
「痛いですか?」と聞くと、「いいや。他ではこんなことしてくれなかったから。みんな腫れ物に触るような感じだったから」とのこと。
うちではふつうのこと。キチンと検査しないと正確な状態がつかめず、見えてこない。そして、最善と思える処置をする。それが自分の仕事だから。
もちろん、根拠あってのことです。
今回のケースでは、もし見立てが正しければ手術によってAさんの痛みは解消しているはず。
また、「骨・関節・内臓に問題がないのであれば筋肉の問題」と普通は考える。
慎重に行うのは当然だけれども、恐れず検査しながら進めた。
案の定、腰から足首までトリガーポイントだらけだった。
モグラ叩きを続ける気は無い。いちばんの原因、もとを探し始めた。
お電話ありがとうございます、
まごころ整体院 うめはらでございます。